夢のような真実(5)

最悪な気分で待っていると、なんということでしょう!電車の彼がこちらに来たのです。

まずい!と思って下を向いてしまいました。

すると、彼が近づいてきて、「ごめん、僕なんだ」と一言言ったのです。

一瞬????でしたが、すぐにすべてが分かりました。というか、分かっただけで、理解までできないというか、何とも言えない気持ちでした。

半年も毎日メル友して慣れている相手であり、反面今日まで胸焦がしていた憧れの君でもあるわけです。

本当に頭が熱くなったり、冷たくなったりって感じでした。

でも、彼が言うには、こないだコーヒーショップで会ったというメールを見て、わたしの憧れの君が自分だったということに気づいたというのです。

でも、それをメールで言ったらきっとびっくりするだろうし、黙っているのも人が悪いと思い、どうしていいか一日考えていたそうです。

そういうことで、メールが一日来なかったそうです。

でも、メル友でいて、急に会おうと言ってあってくれるか。

でも、もう半年間の信頼があるのだから、逆に会ってくれなかったら、ずっと黙っておこうと思っていたそうです。

でも、本当にこんなことがあるなんて、驚いたと彼も言っていました。

わたしの住んでいるところと彼の住んでいるところが同じ駅だということも知らなかったとのこと。

ただ、話から、同じ東上線のそれほど遠くではないというぐらいだったのです。

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